2月24日に栗東入りしたイチオクノホシは、栗東DPで最終追い切り。僚馬フィールマイハート(5歳1000万下)を5Fで5馬身追走し、最後まで鞍上の手は動くことがなかったが、スピード感たっぷりに5F65秒2-35秒8-11秒3をマーク。楽々と並入した。「栗東に入ってからは無理がかからないように整えてきた。ポリトラックは時計が出やすいが、しまいはしっかりと動かしながらも余裕があった。好調を維持しています」と見守った矢野英師に不安はない。
抜群の手応えで、4F49秒4-36秒6-13秒1のタイムをマークした。栗東から駆けつけた武豊を背に、ビウイッチアスは美浦坂路を駆け上がった。鞍上は「ちょっと一本調子で入るところがあるけど、確かに走るね。予定よりも速くなったけど、最後は止めたくらい」と、あふれるスピードに驚いた様子。「阪神の千四は悪くないよ」とニヤリと笑った。
提供:デイリースポーツ