祖母ウオッカ&曾祖母ダイワスカーレット 名牝2頭の血を引くスティルアイライズがデビュー

2025年10月16日 19:25

2歳新馬に出走予定のスティルアイライズ(ユーザー提供:guest66さん)

 父の母がウオッカで、母系の曾祖母がダイワスカーレットという血統のスティルアイライズ(牝2、美浦・加藤和宏厩舎)が、土曜東京4Rの2歳新馬(牝・芝1400m)で初陣を迎える。

 スティルアイライズは父タニノフランケル、母スカーレットテイル、母の父ハービンジャーの血統。父はフランケル(Frankel)の産駒で、07年の日本ダービーなどGI・7勝を挙げたウオッカの4番仔だ。現役時代は重賞に手が届かなかったものの、血統が評価されてスタッドイン。現2歳がファーストクロップとなる。一方の母系を見ると、母は地方・門別で1勝に留まったものの、祖母のダイワレジェンドはJRAで4勝の活躍馬。そして曾祖母のダイワスカーレットは07年の桜花賞、08年の有馬記念などGI・4勝の名牝。したがって同世代のライバルとして何度も名勝負を繰り広げたウオッカダイワスカーレットの両方の血を引く馬となる。馬名の意味由来は「それでも私は立ち上がる。小さくても競走馬になるのを諦めない」となっている。

 ここまで坂路とWを併用して乗り込まれてきた。血統的な注目度はピカイチ。多くのファンの声援を受けて、馬名の通りに「諦めない」でゴールまで走り切ってほしい。

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