2歳新馬に出走予定のスティルアイライズ(ユーザー提供:guest66さん)
父の母が
ウオッカで、母系の曾祖母が
ダイワスカーレットという血統の
スティルアイライズ(牝2、美浦・加藤和宏厩舎)が、土曜東京4Rの2歳新馬(牝・芝1400m)で初陣を迎える。
スティルアイライズは父
タニノフランケル、母スカーレットテイル、母の父
ハービンジャーの血統。父は
フランケル(
Frankel)の産駒で、07年の日本ダービーなどGI・7勝を挙げた
ウオッカの4番仔だ。現役時代は重賞に手が届かなかったものの、血統が評価されてスタッドイン。現2歳が
ファーストクロップとなる。一方の母系を見ると、母は地方・門別で1勝に留まったものの、祖母の
ダイワレジェンドはJRAで4勝の活躍馬。そして曾祖母の
ダイワスカーレットは07年の桜花賞、08年の有馬記念などGI・4勝の名牝。したがって同世代のラ
イバルとして何度も名勝負を繰り広げた
ウオッカと
ダイワスカーレットの両方の血を引く馬となる。馬名の意味由来は「それでも私は立ち上がる。小さくても競走馬になるのを諦めない」となっている。
ここまで坂路とWを併用して乗り込まれてきた。血統的な注目度はピカイチ。多くのファンの声援を受けて、馬名の通りに「諦めない」でゴールまで走り切ってほしい。