27日、金沢競馬場で行われた百万石賞(サラ系一般、ダート2300m、1着賞金1000万円)は、渡辺壮騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝100円)ホシオー(牡8、金沢・松原正文厩舎)が、2番人気タクミシルバーに7馬身差をつけて逃げ切り勝ち。勝ちタイムは2分30秒6(重)。さらに2馬身差の3着に5番人気キクノライデンが入った。3番人気オーミアジルは4着、昨年の同レースを制したトゥインチアズは、4番人気に推されるも5着だった。
勝ったホシオーは、父エルハーブ、母キリプリンセス(その父クラウンドプリンス)という血統。99年5月に栗東・増本豊厩舎からデビューし、3戦目で初勝利。JRAでは02年ベルテギウスS(OP)で2着に入るなど45戦6勝の成績をあげ、03年8月の阿蘇S(OP)を最後に金沢へ移籍。移籍後はこれで無傷の9連勝、重賞連勝記録も8に伸ばした。通算54戦15勝(JRAは45戦6勝)。
鞍上の渡辺壮騎手は90、91、94、96年に続き同レース5勝目、管理する松原正文調教師は初勝利。