バゴ、無傷の6連勝でパリ大賞典制す

2004年06月28日 11:18

 現地時間、27日、仏・ロンシャン競馬場で行われたパリ大賞典(3歳、仏G1・芝2000m)は、T.ジレ騎手騎乗の1番人気(単勝1.1倍)バゴ Bago(牡3、仏・J.ピース厩舎)が勝利し、クリテリウムアンテルナシオナル(仏G1・芝1600m)、ジャンプラ賞(仏G1・芝1800m)に続きG1・3連勝となった。勝ちタイムは2分05秒6(稍重)。1/2馬身差の2着には、前走ジャンプラ賞でもバゴの2着で、バンクスヒル Banks Hill(牝6、父デインヒル、BCフィリー&メアターフ-米G1、コロネーションS-英G1)の全弟カシーク Cacique、5馬身差の3着にはアルニタク Alnitakが入った。

 勝ったバゴは、父Nashwan、母Moonlight's Box(その父Nureyev)という血統で、近親には、98年グランクリテリウム(仏G1)を制し、01年から日本で種牡馬として繋養され、今年産駒デビューの新種牡馬ウェイオブライト(牡8、父Woodman)、01年セントライト記念(G2)を制したシンコウカリド(牡6、船橋・川島正行厩舎)がいる。

 03年8月に仏国・ドーヴィル競馬場でのデビュー戦(芝1600m)を快勝。次走も勝って臨んだシェーヌ賞(仏G3・芝1600m)では、のちにクリテリウムドサンクルーやリュパン賞(ともに仏G1)を制したヴォアドゥノール Voix Du Nordらを抑え初重賞制覇を飾ると、続くクリテリウムアンテルナシオナルでは2着に6馬身差の圧勝でG1初制覇。前走は約7ヶ月ぶりの休養明けでジャンプラ賞を制していた。通算6戦6勝。次走はインターナショナルS(英G1)や愛チャンピオンS(愛G1)などの10f戦線が検討されているという。

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