ディープブリランテ、最終追いで5馬身先着/スプリングS

2012年03月15日 12:00

 負けられない一戦へ、ディープブリランテの末脚が輝きを放った。最終リハは、栗東CWでショウナンラムジ(3歳500万下)と併せ馬。6Fで2秒4の追走から、落ち着いた走りで徐々に距離を詰めていく。直線に向いて並びかけると、一瞬で僚馬をパス。左ステッキが一発入ると、最後は弾丸のような勢いで突き離した。6F83秒9-37秒8-12秒0で5馬身先着した。

 見届けた矢作師も「馬の後ろで折り合うこと、という課題をクリアしてくれていましたね」と及第点を与える。前走の共同通信杯では12キロ増の馬体から、掛かって逃げて2着に終わった。「今回はすでに絞れているし、この前と仕上がりが違う」。心身ともに上積みは絶大だ。2つ目のタイトルを獲り、主役として皐月賞へ向かう。

 目下3連勝と勢いに乗るゼロスは、栗東DPでコウユータイセイ(4歳500万下)と併せ馬。しまい強めに追われて、6F78秒7-37秒5-11秒8で追走先着を果たした。見守った領家師は「チークを着けてから一生懸命走るようになったし、パワーアップもしている。かみ合ってきたね」と成長を感じている様子。今の勢いなら、重賞制覇も夢ではない。

提供:デイリースポーツ

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