27日、金沢競馬6R珠姫特別(ダ1500m)に99連敗中のタキノスペリテー(牝6、金沢・東方高行厩舎)が出走。7番人気の9着に敗れ、デビュー以来100連敗となった。
同馬は、父が93年中山金杯(G3)、94年東京新聞杯(G3)を制し93、94年の天皇賞・秋(G1)で2着だったセキテイリュウオー、母ボーディングカード(その父リファーズゴースト)という血統。00年4月に道営札幌でデビューし、8頭立ての4着。その後も高知、中津、佐賀、笠松、金沢、愛知と所属を変えながらレースに臨むも、連敗記録を更新していた。2着は4度あり、今年2月9日の名古屋7Rでは、勝ち馬ラインスラッガーからアタマ差で敗れている。通算成績は100戦0勝(2着4回、3着7回)。
なお、同馬の半妹ツヨシローズ(牝3、高崎・金子竜也厩舎)はデビュー以来15連敗中。タキノスペリテーの100連敗は、ハクホークイン(161連敗)、ハルウララ(111連敗)、グレースアンバー(108連敗)、オオトネディライト(103連敗)、サンポーレディー(102連敗)に次ぐ歴代6位。