現地時間27日、仏・ロンシャン競馬場で行われたポルトマヨ賞(3歳上、仏G3・芝1400m)は、D.ボニーラ騎手騎乗の1番人気チャーミンググルーム Charming Groom(牡5)が、最低6番人気のミレニアムフォース Millennium Forceを短頭差制し優勝。勝ちタイムは1分20秒7(稍重)。3歳ながら古馬混合重賞に出走したO.ペリエ騎手騎乗のサンデーサイレンス産駒サンデーダウト Sunday Doubt(牡3、仏・C.ヘッド厩舎)はさらにハナ差の3着と惜敗した。
勝ったチャーミンググルームは父Kaldoun、母ダナグルーム(その父グルームダンサー)という血統。父Kaldounの代表産駒としては、98年セントウルS(G3)1番人気でマイネルラヴの3着だったシンボリフェザードがいる。半弟のサンダーカフェ(牡4、父Goldneyev)は荒尾競馬で競走生活を送っている。通算9戦0勝(うちJRA6戦0勝)。
サンデーダウトは前々走の仏2000ギニー(仏G1)で最下位の7着と大敗していたが、前走のロンシャンで行われた一般戦(芝1400m)を勝利していた。米国産の同馬は、母が96年チェヴァリーパークS(英G1)を制し、カルティエ賞最優秀2歳牝馬に輝いたパドレポンス(その父Danzig)で、伯父には94年仏2000ギニー(仏G1)を制したグリーンチューン Green Tuneがいる。