現地時間6月28日、92年仏国リーディングサイヤーに輝いたファビュラスダンサー Fabulous Dancer(牡28)が死亡した。
ファビュラスダンサーは、父が大種牡馬Northern Dancer、母がハリウッドオークスを勝ったLast of the Line(その父The Axe)という血統。現役時代はリス賞、フォルス賞(共に仏G3)を制し、通算8戦4勝の成績で種牡馬入り。
代表産駒には、96年秋華賞(G1)を制し、同年のジャパンC(G1)では、3歳ながらシングスピール Singspiel(牡12、父In the Wings)の2着に好走したファビラスラフイン(牝11・96年最優秀4歳牝馬)や、リディアテシオ賞(伊G1)を制したジェミファ Jemifa(牝22)、サンロマン賞(仏G3)を制したヴェイグリープレザント Vaguely Pleasant(牡22)などがいる。ヴェイグリープレザントからは、01年カドラン賞(仏G1)を制したジェルミニス Germinis(セン8)が輩出されている。