2日、名古屋競馬場で行われた東海クイーンC(3歳牝、ダート1600m、1着賞金280万円)は、田中学騎手騎乗の4番人気ジャガーローズ(牝3、兵庫・田中道夫厩舎)が、1番人気メジャーガールとの追い比べをアタマ差制して優勝。重賞初制覇を果たした。勝ちタイムは1分41秒6(良)。さらに2.1/2馬身差の3着に6番人気グローイングが入った。2番人気のコーリンラヴィアンは、直線伸び切れず4着に敗退。デビュー戦からの連勝記録は5でストップした。
勝ったジャガーローズは、父キンググローリアス、母カツファースト(その父ミスターシービー)という血統。昨年7月に園田でデビュー(1着)。交流重賞やJRAにも挑戦しており、同年11月に行われた兵庫ジュニアグランプリ(交流G3)では、タイセイブレーヴ(牡3、栗東・安藤正敏厩舎)の5着、JRAでは今年1月の紅梅S(3歳OP・芝1400m)で10着、5月の端午S(3歳OP・ダート1800m)で13着だった。通算成績は16戦3勝(うちJRA2戦0勝)。鞍上の田中学騎手、管理する田中道夫調教師ともに同レース初勝利。