3日、福島競馬場で行われた5R・2歳新馬(芝1200m)は、石神深一騎手騎乗の7人気エイワジョリー(牝2・美浦・菊川正達厩舎)が、好スタートからハナに立つと、道中2番手追走の3番人気レオシアターに3.1/2馬身差を付けて逃げ切った。勝ちタイムは1分09秒6(良)。2.1/2馬身差の3着には6番人気ストラスアイラが入った。1番人気ワイルドワンダーはスタートで出遅れて7着に、2番人気マイネベネラシオンは5着にそれぞれ敗れている。
勝ったエイワジョリーは、父が00年高松宮記念(G1)を制した新種牡馬キングヘイロー、母ミスファップ(その父Fappiano)という血統。キングヘイロー産駒は、これまでに佐賀競馬でヨシノヘイロー(牝2、佐賀・上川薫厩舎)、旭川競馬でユリノブライダル(牝2、北海道・山田和久厩舎)がそれぞれ勝ち上がっているが、JRAでは同馬が初勝利となった。