5日、高崎競馬場で行われたフレンドリーC(3歳上南関東G3、ダート1500m、1着賞金100万円)は、丸山侯彦騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝150円)フォースキック(牡6、高崎・岡田英治厩舎)が2番手追走から早めに先頭に立つと、01年の帝王賞(交流G1)を制した3番人気マキバスナイパーとの一騎打ちをハナ差制して優勝した。勝ちタイムは1分34秒8(良)。2頭から大差の3着に5番人気レイジングブルが入り、2番人気のメモリーブロンコは4着だった。
勝ったフォースキックは、父ペルジノ、母フォースポート(その父フォーティナイナー)という血統。00年7月に高崎でデビューし初勝利。交流重賞やJRAレースにも参戦しており、02年群馬記念(交流G3・ダート1500m)ではノボジャックの7着、JRAでは、デビュー2戦目で臨んだダリア賞(3歳OP・芝1200m)で9着などの成績を残している。重賞制覇は前々走の端午賞(高崎)に続き7勝目。通算成績は50戦16勝(うちJRA4戦0勝)。