マジェスティバイオ、コスモオオゾラ次走報/美浦トレセンニュース

2012年04月19日 16:00

マジェスティバイオと田中剛調教師(撮影:佐々木祥恵)

 中山グランドジャンプ(JGI)に圧勝したマジェスティバイオ(牡5、田中剛厩舎)。今後の予定について、田中剛調教師に話を伺った。

「出られるレースが限られていますし、今後は放牧に出す予定です。これから暑い夏もやってきますし、ご褒美に涼しい北海道で過ごさせてあげようと思います。海外の障害レースへの挑戦について、周囲からよく聞かれるのですが、向こうの馬場と日本とは全く違いますからね。向こうはまるで、ウッドチップコースで障害を飛んでいる感じなんですよ。

 ですから、今のところは、まだ海外遠征は考えていません。もし挑戦するとしても、馬場の軽さが日本に近いフランスやオーストラリアのハードルレースでしょうかねえ。まだ5歳と若いですし、もし遠征するにしても、心身ともにもっと安定してからにしたいですね。まずは、今年暮れの中山大障害(JGI)を目標にしていきます」

 厩舎でレースの疲れを癒してから、放牧先の北海道の坂東牧場に出発する予定だ。

 同じく中山グランドジャンプ(JGI)に出走して12着と敗れたバシケーン(牡7)は「途中で落鉄していて、それがレースに影響したようです。脚元は今のところ問題ないですし、この後は6月9日(土)の東京ジャンプS(JGIII)に照準を定めて調整していきます」と、管理する高橋義博調教師。

 また皐月賞で4着と関東馬最先着を果たしたコスモオオゾラ(牡3・高橋義博厩舎)は、今日(4月19日)、茨城県のビッグレッドファーム鉾田に放牧に出た。日本ダービー(GI)に向けて、調整される。(取材:佐々木祥恵)

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