10日、阪神競馬場で行われた2歳未勝利(芝1600m)は、武豊騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝110円)アドマイヤムサシ(牡2、栗東・橋田満厩舎)が、道中中団につけると直線5番人気サンオースに1.1/2馬身差をつけて差し切り勝ち。勝ちタイムは1分37秒1(重)。さらに3馬身差の3着は4番人気プラントボーイが入った。2番人気ビッグホワイトは6着、3番人気マーシャルアートは5着に敗れている。
勝ったアドマイヤムサシは、父サンデーサイレンス、母はJRA・4勝のビワプリムラ(その父Woodman)という血統。祖母ウッドストリーム(その父Northern Dancer)は81年のチェヴァリーパークS(英G1)勝ち馬。父サンデーサイレンス、母父Woodmanの配合は、同日の函館1R・2歳未勝利(芝1200m)で、サンデーサイレンス産駒今年の2歳戦初勝利を飾ったダンシングハート(牝2、栗東・昆貢厩舎)と同じ。また同配合馬には、サイレントオナー Silent Honor(牝5、01年チェリーヒントンS-英G2)がいる。6月27日のデビュー戦(阪神・芝1400m)はベストマインド(牡2、栗東・山内研二厩舎)から6馬身差の2着だった。通算成績2戦1勝。