七夕賞、チアズブライトリー差し切り勝ち

2004年07月11日 15:42

 11日、福島競馬場で行われた11R・七夕賞(G3、芝2000m)は、柴田善臣騎手騎乗の8番人気チアズブライトリー(牡6、栗東・山内研二厩舎)が、道中後方待機から直線外に持ち出すと、先に抜け出した9番人気ストロングブラッドをクビ差し切り優勝した。勝ちタイムは2分01秒7(稍重)。さらにクビ差の3着は、最内から伸びた5番人気マーベラスダンスが入り、10頭立てのレースながら、馬連11.080円、馬単22.990円、3連複28.230円の高配当になった。1番人気メジロマントルは逃げ粘れず5着に敗れ、78年カミノハヤブサが勝って以来、1番人気馬は26連敗となった。2番人気ロードフラッグは直線伸び切れず6着に敗れた。

 勝ったチアズブライトリーは、父サンデーサイレンス、母は96年エルフィンS(OP・ダート1400m)を勝ったチアズダンサー(その父アンバーシャダイ)という血統。全妹は、04年京都牝馬S(G3)を制し、同日阪神競馬場で行われたマーメイドS(G3)で2着に好走したチアズメッセージ(牝4、栗東・領家政蔵厩舎)。同馬は、03年京阪杯(G3)以来の重賞2勝目。通算成績は27戦7勝。

 鞍上の柴田善臣騎手は、バレロッソ(牡19、父ロイヤルニジンスキー)で制した89年に続き、同レース2勝目。JRA重賞は、チャクラ(牡4、栗東・安達昭夫厩舎)で制した目黒記念(G2)に続き通算63勝目。また、8日に大井競馬場で行われたジャパンダートダービー(3歳・交流G1)をカフェオリンポス(牡3、美浦・松山康久厩舎)で制している。管理する山内研二調教師は、同レース初制覇。JRA重賞は、ダンツジャッジ(牡5、父ウォーニング)で制したアメリカJCC(G2)以来、通算36勝目。

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