東京11Rの第19回青葉賞(GII、3歳、芝2400m)は1番人気フェノーメノ(蛯名正義騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分25秒7(良)。2馬身1/2差2着に10番人気エタンダールが入り、上記2頭がダービーの優先出走権を獲得。さらに1馬身1/4差で3着に13番人気ステラウインドが入った。
フェノーメノは美浦・戸田博文厩舎の3歳牡馬で、父ステイゴールド、母ディラローシェ(母の父Danehill)。通算成績は5戦3勝となった。
〜レース後のコメント〜
1着 フェノーメノ(蛯名騎手)
「厩舎の期待が大きい馬でしたから、結果を出せて良かったです。トビが大きく器用さに欠けるところがあるので、その点を気をつけて乗りました。スタートはボコッと出て、あまり良くなかったので、ある程度の位置を取りに行きました。そのため少し行きたがるところがありましたが、それでもこれだけ走るのですから大したものです。大きな馬でトビが大きく、追って追っていいタイプの馬ですから、広いコースが合っています。トライアルを勝って出られるので、ダービーが楽しみです」
2着 エタンダール(松岡騎手)
「勝ったと思いもしましたし、最後も差し返していました。うまくレースが出来ましたし、馬はすごく良くなっています。よく頑張ってくれたと思います」
3着 ステラウインド(北村宏騎手)
「悔しいです。前が狭くなった時にダッシュが利かず入りきれませんでした。その後は他の馬に寄られてしまいました。それからまた伸びてくれたのですが…。しかし、まだ緩さがある馬なので、これからもっと良くなると思います」
5着 タムロトップステイ(北村友騎手)
「楽にいいところにつけられて、道中リズム良く運べました。一瞬突き放すような脚を使ってくれましたが、最後は脚が上がってしまいました。それでも徐々に馬は成長してくれています」
9着 カポーティスター(田辺騎手)
「連闘で、このメンバーでは甘くないですね。道中は勝った馬を見ながらレースを進めましたが、今日はいい脚を使うことがありませんでした」
提供:ラジオNIKKEI