19日、JBBA北海道市場で開催され、04年関東オークス(交流G3)覇者トーセンジョウオーや03年兵庫ジュニアGP(交流G3)を勝ったエースインザレースらを輩出したセレクションセール1日目サラ当歳では、129頭(牡85頭、牝37頭)が上場され、49頭(牡37頭、牝12頭)が落札された。1日目の成績としては、売上総額は6億5709万円(昨年は3億3760万円)で、平均価格は1341万円(昨年は1164万円)、売却率は40.16%(昨年34.9%)で、昨年を大きく上回る結果になっている。
最高落札価格は、03年JBCスプリント(交流G1)を勝ったサウスヴィグラス(牡8、父エンドスウィープ)の半弟にあたるダーケストスターの2004(牡、父フォーティナイナー)で、「チアズ」で知られる北村キヨ子氏が4567万5000円で落札した。他には、母の叔父にダンシングブレーヴがいるジャリラの2004(牡、父フォーティナイナー)を「テイエム」で知られる竹園正継氏が3738万円で、01年京都新聞杯(G2)、京阪杯(G3)を勝ったテンザンセイザ(牡6、栗東・藤原英昭厩舎)の半弟ケイシーの2004(牡、父アグネスタキオン)を「マイネル」「コスモ」で知られるビッグレッドファームが3412万5000円で落札した。また、02年秋華賞(G1)3着のシアリアスバイオ(牝5、栗東・藤原英昭厩舎)の半妹コミニュケーションの2004(牝、父クロフネ)を、演歌歌手北島三郎氏が840万円で落札している。
明日のセレクションセール2日目サラ1歳では、サンデーサイレンスのラストクロップであるユーザーヒストリーの2003(牡、父サンデーサイレンス)が上場される予定。