22日、旭川競馬場で行われた星雲賞(3歳上・ダート1600m、1着賞金200万円)では、櫻井拓章騎手騎乗の2番人気ビックネイチャー(牡4、北海道・恵多谷豊厩舎)が、道中2番手追走から直線では逃げた5番人気シルバーサーベルを1馬身差制し快勝。勝ちタイムは1分42秒1(良)。さらに2.1/2馬身差の3着には1番人気キャニオンロマン、01年ユニコーンS(G3)の勝ち馬で3番人気ナスダックパワーは4着だった。
勝ったビックネイチャーは、父カルラネイチャー(その父ブライアンズタイム)、母イースタンヴィック(その父スラヴィック)という血統。父カルラネイチャーは、北関東2冠(とちぎダービー、しもつけさつき賞)に勝った馬。ビックネイチャーは、デビュー4連勝で華月賞を制し初重賞制覇を飾ると、初交流重賞のグランシャリオC(交流G3)に挑んだが10着。王冠賞、北海優駿を制して臨んだ道営記念では古馬相手にレコード勝ちの圧勝。その後勝ち星から遠ざかっていたが、前走ではシルバーサーベルを下し勝利していた。通算成績16戦10勝(うち重賞5勝)。