小倉サマージャンプ、ロードプリヴェイル快勝

2004年07月25日 15:16

 25日、小倉競馬場で行われた10R・小倉サマージャンプ(J・G3、芝3390m)は、熊沢重文騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝150円)ロードプリヴェイル(牡6、栗東・池江泰郎厩舎)が、道中好位追走から直線外から伸び、逃げたシンメイロッチに1.3/4馬身差をつけ快勝した。勝ちタイムは3分41秒4(良)のレコード。さらに2.1/2馬身差の3着にロングクリムゾンが入った。なお、5番クールジョイは落馬、競走を中止している。

 勝ったロードプリヴェイルは、父Woodman、母Dance Play(その父The Minstrel)という血統の外国産馬。伯父に84年英ダービー馬(英G1)セクレト(牡23、父Northern Dancer)がいる。ロードプリヴェイルは、03年まで平地で走り、ホンコンJCT(1600万下)など6勝の成績を残し、04年から障害に転向。3戦目の未勝利(阪神・3000m)で障害初勝利を挙げ、京都ジャンプS(J・G3)に挑むもクールジョイ(牡6、栗東・松元茂樹厩舎)の6着に敗れていた。それ以来の障害重賞挑戦で、重賞初勝利となった。通算32戦10勝(うち障害7戦4勝)。

 鞍上の熊沢重文騎手、管理する池江泰郎調教師ともに、小倉サマージャンプは初制覇。熊沢重文騎手は、02年京都ジャンプS(J・G3)をホッコーアンバー(牡9、父アンバーシャダイ)で制して以来のJRA重賞21勝目(障害重賞8勝)となった。池江泰郎調教師は、スプリングS(G2)をブラックタイド(牡3、父サンデーサイレンス)で制するなど、重賞は今年3勝目。重賞は通算43勝(G1・10勝)を挙げているが、障害重賞は初制覇。

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