26日、大井競馬場で行われたサンタ
アニタT(3歳上、南関東G3・ダート1600m、1着賞金2000万円)は、張田京騎手騎乗の1番人気
トミケンマイルズ(牡4、船橋・岡林光浩厩舎)が、道中3番手追走から3角過ぎで早めに進出すると、直線では後続を寄せ付けず圧勝した。勝ちタイムは1分38秒5(良)。4馬身差の2着には追い込んだ2番人気
ナイキゲルマン、ハナ差の3着には先行した4番人気
ロッキーアピールが入った。メンバー唯一の牝馬で3番人気に支持された
ネイルアートは、最後方から伸び切れず8着に敗れている。
勝った
トミケンマイルズは、父マジックマイルズ、母ラッキーアルテミス(その父トウショウボーイ)という血統。02年6月に北海道・原孝明厩舎からデビューし、同年には栗東・飯田明弘厩舎に転厩。JRAの500万下戦で2着が2回あるものの勝ち星に恵まれず、03年夏に現在の船橋・岡林光浩厩舎に再転厩。転厩後は7戦5勝の成績を残し、今年5月のかしわ記念(交流G2)7着、船橋記念(南関東G3)2着後、ここに臨んでいた。今回の勝利が重賞初制覇。通算22戦7勝(JRA9戦0勝)。鞍上の張田京騎手は、99年インテリパワー(牡9、父ルション)に続き同レース2勝目。管理する岡林光浩調教師は、同レース初勝利。