28日、笠松競馬場で行われたサラ・クイーンC(3歳牝・ダート1600m、1着賞金120万円)では、濱口楠彦騎手騎乗の4番人気アルトタイガー(牝3、笠松・松原義夫厩舎)が、道中2番手追走から3角で先頭に立つと1番人気ジーエスレインボーに2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分45秒2(良)。さらに1.1/2馬身差の3着には2番人気ダイナマイトスキー、3番人気リトルグローリアスは5着に敗れた。
勝ったアルトタイガーは父デュラブ、母サマーサンライト(その父オーバールック)という血統。笠松・水谷初日出厩舎所属として03年6月デビュー(笠松・ダート800m、6着)。2、3戦目勝利した後、笠松・松原義夫厩舎に移籍。重賞初挑戦となった03年11月のサラ・プリンセス特別ではメジャーガールの2着し、重賞2度目の挑戦となった同年12月のライデンリーダー記念ではタカラアジュディらを下して重賞初制覇していた。それ以来勝ち星から遠ざかっていたが、今年初勝利とともに重賞2勝目を挙げた。通算成績19戦5勝(うちJRA4戦0勝)。