グラスワンダー産駒、連日の勝利

2004年08月01日 11:15

 1日、新潟競馬場で行われた1R・2歳未勝利(ダート1200m)は、柴田善臣騎手騎乗の1番人気グラスファイター(牡2、美浦・尾形充弘厩舎)が、スタート直後から先頭に立つと好位追走から伸びた3番人気ザルートに1.1/2馬身差をつけ逃げ切った。勝ちタイムは1分14秒7(良)。3着には2番人気ミヤコフラッシュが入った。

 勝ったグラスファイターは、父が新種牡馬グラスワンダー、母ロワイヤルハイネス(その父ノーザンテースト)という血統。牝系はノボトゥルー(牡8、栗東・森秀行厩舎、フェブラリーS-G1)の父として知られるブロードブラッシュ Broad Brush(父Ack Ack)と同じ一族になる。7月10日のデビュー戦(福島・芝1200m)は、マイネルホルス(牡2、美浦・稲葉隆一厩舎)から0.9秒差の6着に敗れていた。通算成績2戦1勝。グラスワンダー産駒は、7月31日の新潟新馬戦(芝1400m)を逃げ切ったフェリシア(牝2、美浦・上原博之厩舎)に続き、2頭目の勝ち上がりとなった。

 小倉競馬場で行われた1R・2歳未勝利(芝1200m)は、佐藤哲三騎手騎乗の2番人気プラントボーイ(セン2、栗東・川村禎彦厩舎)が、道中後方待機から先に抜け出した3番人気レオバラードの2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分11秒5(稍重)。1番人気マリアッチは直線伸び切れず3着に敗れた。

 勝ったプラントボーイは、父タイキブリザード、母スーパーヨチコ(その父アスワン)という血統で、伯父には87年阪急杯(G3)を制したセントシーザー(父モバリッズ)がいる。7月10日のデビュー戦(阪神・芝1400m)ではベストマインド(牡2、栗東・山内研二厩舎)から1.6秒差の6着、前走の阪神未勝利戦(芝1600m)はアドマイヤムサシ(牡2、栗東・橋田満厩舎)から0.7秒差の3着に敗れていた。通算成績3戦1勝。

 函館競馬場で行われた1R・2歳未勝利(芝1200m)は、本田優騎手騎乗の3番人気ダイメイライズ(牡2、栗東・昆貢厩舎)が、2番手追走から逃げた2番人気パンデミックとの競り合いをクビ差制し優勝した。勝ちタイムは1分12秒0(良)。1番人気マイネデセールはさらにク差の3着に惜敗した。

 勝ったダイメイライズは、父バブルガムフェロー、母シャムロッククリーク(その父Irish River)という血統。7月18日のデビュー戦(函館・芝1800m)はパーフェクトマッチ(牝2、美浦・萩原清厩舎)から1.5秒差の4着に敗れていた。通算成績2戦1勝。本田優騎手、昆貢調教師のコンビは、7月10日の函館未勝利を勝ち上がったダンシングハート(牝2、父サンデーサイレンス)に続き、今年の2歳戦2勝目。

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