経験を重ねるごとに地力をつけてきた。昨年のきんもくせい特別では、のちに朝日杯FSを制したアルフレードの2着に健闘したドリームトレイン。当時よりも精神面が成長しているだけに重賞でもチャンスは十分だ。末永助手は「53キロはラッキー。いい状態を維持しているし、順調さとハンデ差を生かせれば恥ずかしい競馬はしないはず」と好感触を口にした。
年明けデビューのソルレヴァンテが着実に力をつけてきた。「まだ馬体には緩さが残っているけど、気性的な部分の我慢が利くようになってきましたね」と池上助手は成長を口にする。まだ幼さの残っていた弥生賞で4着に入ったように、素材は一級品。「今回は行く馬もそろっている。それに巻き込まれないような競馬ができれば」とイメージを膨らませていた。
提供:デイリースポーツ