好スタートからスッと2番手に取り付いた2番人気のモーニングムーン(牝、父アドマイヤムーン、美浦・高柳)が、手応え十分のまま直線へ向くと、後続の追撃を寄せ付けず堂々と押し切った。勝ちタイムは1分11秒0。1馬身3/4差の2着には中団から脚を伸ばした5番人気のコスモチャペル、さらに3/4馬身差の3着には1番人気のナカヤマシャインが入った。

　4角では少し外へ膨れる若さをのぞかせたが、田辺は「その辺は使いつつ解消されるはず。まだビッシリ仕上げた感じではなく、上積みが見込める」と余裕残しだったことを強調。「距離はもう少し延びても大丈夫」と、高柳師はマイル前後での飛躍を期待した。

提供：デイリースポーツ