メイセイオペラ産駒、初勝利

2004年08月05日 15:43

 5日、園田競馬場で行われた1R・2歳(ダート1400m・1着賞金45万円)で、松平幸秀騎手騎乗の2番人気ヒラカツオペラ(牝2、兵庫・山元紀男厩舎)が、中団追走から3角過ぎで一気に進出すると、2着キョウモトブトブに4馬身差を付け圧勝。メイセイオペラ産駒として、地方・JRAを通じて初勝利を挙げた。勝ちタイムは1分32秒8(不良)。

 勝ったヒラカツオペラは、父が今年の新種牡馬メイセイオペラ、母スピードデオール(その父ネーハイジェット)とという血統。6月23日に園田競馬場で行われたデビュー戦(ダート820m)で6着に敗れると、その後も6、3着に低迷。しかし、距離延長となった今回、4戦目にして初勝利を挙げた。

 メイセイオペラは、父グランドオペラ、母テラミス(その父タクラマカン)という血統。99年フェブラリーS(G1)では、地方所属馬として史上初となる中央G1制覇を達成。98年南部杯(交流G1)、99年帝王賞(交流G1)とダートG1、計3勝を挙げた。00年8月に、地元盛岡競馬場で行われたみちのく大賞典を制したのを最後に引退、種牡馬入り。その半生が、7月13日放送のプロジェクトX(NHK総合)では「中央突破・疾走せよ不屈の雑草馬」というタイトルで放送されている。

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