現地時間7日、英国・アスコット競馬場で行われる、各チーム6人で構成された欧州選抜騎手チームと世界選抜騎手チームが計6Rのポイントで争うシャーガーCの枠順がそれぞれ確定した。世界選抜騎手チームの一員として日本から参戦する武豊騎手(35、栗東・フリー)は、全6レース中、5レースで騎乗する。
4Rで騎乗するハイランドゲーム Highland Games(セン4、父Singspiel)は、02年のキングジョージ6世&QES(英G1)を制し、ジャパンC(G1)に01年(6着)、02年(7着)と連続参戦したゴーラン(牡6、父Spectrum)の半弟にあたる。2Rで騎乗するエンボッセド Embossed(牝2、父Mark of Esteem)は、デビュー2戦目となった英国・サンダウン競馬場で行われたメイドン(未勝利)レース(芝7f)で、2着に4馬身差をつける圧勝後、ここに臨む。武豊騎手の騎乗馬は以下の通り。
・2R シャーガーCジュベナル(牝2、芝7f)
エンボッセド Embossed(牝2、英・R.ハノン厩舎)
・3R シャーガーCマイル(3歳上、芝8f)
ボルテックス Vortex(セン5、英・J.ケリウェイ厩舎)、
・4R シャーガーCステイヤーズ(3歳上、芝16f)
ハイランドゲーム Highland Games(セン4、英・J.ギブン厩舎)、
・5R シャーガーCチャレンジ(3歳上、芝12f)
ムハレブ Muhareb(セン5、英・C.ブリテン厩舎)、
・6R シャーガーCスプリント(3歳、芝6f)
ネロズリターン Nero's Return(牡3、英・ジョンストン厩舎)
同騎手は海外通算100勝まであと1勝に迫っているが、02年12月に香港・ハッピーバレー競馬場で行われたインターナショナル・ジョッキーズCSの第1戦をクラッサウィン Classa Winで制して以来、海外での勝ち星はない。また翌8日は、仏国・ドーヴィル競馬場で行われるモーリスドギース賞(仏G1・芝1300m)で、シーキングザダイヤ(牡3、栗東・森秀行厩舎)に騎乗を予定している。