11日、旭川競馬場で行われた王冠賞(3歳・ダート1600m、1着賞金300万円)は、佐々木国明騎手騎乗の1番人気シャンハイジャンプ(牡3、北海道・若松平厩舎)が、7番人気セレブセレクションを1/2馬身差制し優勝。勝ちタイムは1分45秒1(良)。さらに2馬身差の3着に、2番人気ユミコトヨーコが入った。
勝ったシャンハイジャンプは、父シャンハイ、母マウンテンリッジ(その父マルゼンスキー)という血統。03年4月に門別でデビューし初勝利を挙げると、同年の栄冠賞(2歳OP・ダート1000m)で初の重賞制覇。今年初戦となった5月の北斗盃(3歳OP・ダート1000m)でも優勝しており、同レースで3度目の重賞制覇となった。通算成績は9戦5勝(うち中央2戦1勝)。なお鞍上の佐々木国明騎手、管理する若松平調教師ともに同レースは初制覇となった。