ゴール前で5頭が横一線に広がる混戦を制したのは14番人気の伏兵ミナレット(牝、父スズカマンボ、美浦・大和田)。2番手追走からしぶとく伸びて抜け出しデビュー戦をモノにした。勝ちタイムは1分23秒5。長い写真判定の末、2着は10番人気のファイヤーヒースと12番人気のヘイハチピカチャンが同着となり大波乱の結果になった。3連単(8)→(6)→(14)の2983万2950円は3連単のレコードを1000万円以上更新。なお、1番人気のダイワフェームは中団から差を詰めたが4着に敗れた。

「競馬が上手。道中は物見をするくらいの余裕があり、着差はわずかでも(手応えは)楽でした。叩いてさらに良くなると思いまず」と嘉藤は胸を張る。次戦は新潟2歳S(26日・新潟)を予定する。

提供：デイリースポーツ