関屋記念・トライアンフマーチら最終追い情報/栗東トレセンニュース

2012年08月08日 12:10

休養明け3走目で状態上昇のドリームカトラス(撮影:井内利彰)

 前走中京記念3着のトライアンフマーチ(栗東・角居勝彦厩舎)は朝一番、開門直後のCWでラブソネットとの併せ馬。6F地点で1秒近く追走していたが、4コーナーで一気に差を縮めて、直線では外へ。相手も楽な手応えだっただけに、勢いよく相手を抜き去るというシーンには至らず、結局最後まで先行したラブソネットの前に出ることはできなかった。

 時計は6F86.2〜5F69.2〜4F52.7〜3F38.2〜1F12.1秒と全体の数字が遅かった割には最後の弾け方が今ひとつだったようにも見えるが、前走時の最終追い切りでも遅れたことを考えれば、年齢を重ねた今となってはこれでいいのかも知れない。

 同じ時間帯にCWでマルコフジとの併せ馬を行ったのはエーシンリターンズ(栗東・坂口正則厩舎)。6F地点から馬体をしっかり併せて、並んだまま直線を向く形。ラスト1F手前で相手の脚色が見劣ると、そこで1馬身ほど前に出るような形で、最後は4馬身ほど突き放しての先着。時計は6F80.1〜5F65.0〜4F50.8〜3F37.2〜1F12.3秒と文句ない数字。馬場入り時に嫌がる素振りを見せるなど、気になる点はあったものの、追い切りそのものに不安な点は一切ない。

 米子S、中京記念を叩いて、休養明け3走目となるドリームカトラス(栗東・佐々木晶三厩舎)は坂路で単走追い切り。テンからゆっくりと入り、道中も13秒台のラップ。仕掛けられるとしっかり伸びて、4F54.6〜3F39.7〜2F25.8〜1F12.4秒をマークした。

 担当する久保惠俊(しげとし)厩務員は「休養明けから担当させてもらっていますが、今回が一番いい状態だと思います。追い切り後に診てもらった獣医さんからもいいコメントをもらいました」と手応えは十分のようだ。(取材:井内利彰)

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