昨年のジャパンダートダービーの覇者で、実績No.1の
グレープブランデーだが、陣営のトーンはもうひとつ上がってこない。栗東坂路での最終リハは4F55秒3-39秒7-11秒9の切れ味を見せたが「前半を押さえればあれぐらいは出る馬。前回もそうだった」と安田師は控えめ。「徐々に良くはなっていますが、ハンデも重いし…」と半信半疑の様子だった。
朝一番の栗東CWに登場した
インバルコは、意欲的に3頭併せを敢行。最内を回りながらも遅れたが、動きには活気があった。5F67秒6-39秒1-13秒1。池江師は「攻めと競馬が一致しないところがある馬。状態は維持していますよ」ときっぱり。舞台は小回りの小倉に変わるが「意外と良績があるんですよね。ハンデもこなせるので」と期待を込めた。
提供:デイリースポーツ