キャットクイルの2010は元気一杯(撮影:井内利彰)
桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯といったGIを制したファレノプシスが半姉にいるキャットクイルの2010(栗東・佐々木晶三厩舎、父ディープインパクト)が8月17日、大山ヒルズから栗東へ入厩した。
画像は21日の登坂の様子だが、ご覧の通り、元気があり余りすぎるくらいの跳ねっぷり。今朝も坂路でのキャンターだったが、その様子を見て「すごいバネをしているね。体全体を使って走れているし、まさにディープインパクト(の仔)ですよ」と佐々木晶三調教師の頬も緩む。その後、ゲートを通す練習をしたが、至って順調。このまま進めば、視野に入れられている4回京都開催でのデビューということになりそうだ。
すでにゲート試験に合格し、いったん放牧に出ていたディアデラマドレ(栗東・角居勝彦厩舎)は8月17日にノーザンFしがらきから帰厩。角居勝彦調教師は「これから追い切りを進めて、乗り手の意見なども聞いてみて、どの距離でデビューするか検討します」ということで、4回阪神の前半に芝1600mか芝1800mあたりが視野に入っているとのこと。
8月18日にはカレンチャンの半妹ということで注目を集めているプランタンビジュー(栗東・西園正都厩舎)がグリーンウッドから栗東へ入厩している。(取材:井内利彰)