24日のゲート試験では2012年ヴィクトリアMを制したホエールキャプチャが全姉の母グローバルピース(栗東・池江泰寿厩舎)が合格。また同日には半兄にクラレント、全兄にリディルという重賞ウイナーがいるレッドアリオン(栗東・橋口弘次郎厩舎)も合格し、23日には半兄ファリダットのヴレロワ(栗東・中竹和也厩舎)とPOGでも注目を集めている良血が次々に合格している。

　画像のサンライズネガノ(栗東・安田隆行厩舎)も重賞ウイナーの半弟。その兄は先週のキーンランドCこそ2着だったが、セントウルSなど重賞3勝を挙げているダッシャーゴーゴーだ。

　そのサンライズネガノ、実は22日のゲート試験では不合格だった。「入るのを嫌がったんですよね。それで無理をせず翌日に再度試験を受けたんですが、その時は嫌がる素振りを見せた時に少し叱ったんですよ。そしたら素直に入ってくれて。あとは全く問題ありませんでした」と安田隆行調教師。普段の様子だが「ほんと大人しいですね。落ち着きすぎて心配なくらい。でもダッシャーゴーゴーも2歳からこんな感じだったので、本当に似てますよ」ということで、期待は大きい。

　デビューに関しては「まだ幼さが抜けていなくて、少し前向きさに欠けるところがあるので、これから1ヶ月はじっくりと調教を積んでいきます。デビューは4回京都開催あたりになると思います」とのこと。

　なお、先週のゲート試験に合格した2歳馬は以下の通り。(取材:井内利彰)

8月22日
ウォーシップマーチ
タイキサクセション
テイエムヒーロー
トウカイルーチェ
ファーマブライド
フミノファルコン
マイネルゲイナー
マジェスティハーツ
マークスマン
ユウキバロン
ラエティティア

8月23日
ヴレロワ
エクセレンフレール
エーシンタヒチ
ユウセン
キクノレジェンド
ゴールドチェイス
サンライズネガノ
シゲルリブラ
シゲルリュウコツザ
シャトーウインド
セカイノカナ
タマモペルセウス
ドラグレスク
ハギノサキガチ
ブルーボンボヤージ
マキシムリンカーン
ヤマニンジェルブ

8月24日
エーシンエポナ
クリノサガルマータ
セルリアンデーゲン
ダノンホーネット
ダンストゥナイト
ニシノリアン
パルテンツァ
ブットバセ
ミラクルエンジェル
メイショウキワミ
メイショウクンシ
ランドマーキュリー
レッドアリオン
母グローバルピース