29日、新潟競馬場で行われた1R・2歳未勝利(芝1800m)は、吉田豊騎手騎乗の5番人気メジロファング(牡2、美浦・谷原義明厩舎)が、道中3番手追走から、先に抜け出した4番人気コクサイトップラヴを3/4馬身差し切って優勝した。勝ちタイムは1分50秒0(良)。さらに2馬身差の3着には6番人気ゼウスワンダーが入った。
勝ったメジロファングは、父フサイチコンコルド、母メジロブルテリア(その父メジロライアン)という血統。叔父に98年青葉賞(G3)、01年ダイヤモンドS(G3)2着などがあるメジロランバート(牡9、父メジロライアン)がいる。7月4日のデビュー戦(福島・芝1700m)は6着、続く未勝利戦(新潟・芝1600m)は5着と敗れていたが、3戦目での勝ち上がりとなった。通算成績3戦1勝。
小倉競馬場で行われた1R・2歳未勝利(芝1200m)は、野元昭嘉騎手騎乗の5番人気エイシンリトルオー(牡2、栗東・野元昭厩舎)が、中団待機から直線外に持ち出すと、好位追走から伸びた2番人気カネトシアーネストをクビ差し切り優勝した。勝ちタイムは1分10秒1(良)。さらに1.1/2馬身差の3着に1番人気イケタイトルが入った。
勝ったエイシンリトルオーは、父ブライアンズタイム、母エイシンヒューロン(その父Dayjur)という血統。従姉に、00年南部杯(交流G1)など重賞5勝のゴールドティアラ(牝8、父Seeking the Gold)がいる。ブライアンズタイム産駒は7月3日の2歳未勝利を勝ったビッグタイガー(牡2、栗東・中尾正厩舎)に続き、今季JRA2歳戦では2勝目。エイシンリトルオーは、15日のデビュー戦(小倉・芝1200m)では4着に敗れており、2戦目での勝ち上がりとなった。通算成績は2戦1勝。