好調キープだ。ワールドワイドは栗東坂路を軽快なフットワークで駆け上がった。「馬体は前走と同じぐらい。順調」と橋口師は穏やかな口ぶりで話した。前走のプロキオンSでは勝ち馬と0秒2差の4着。「休み明けがどうかと思ったが、地力がある馬だからね。頑張ってくれた。今回はオープン特別だし、勝ちを意識して」と力を込めた。

　4か月半ぶりとなるヒラボクワイルドは栗東の角馬場で体をほぐした。阪神のダート7F戦は[2-0-1-0]を誇る得意の条件。寺島助手は「ここ2週の動きを見ても、走れる感じになってきていると思う。休み明けは気にならないし、相性のいい舞台でスムーズに運べれば」と意欲をのぞかせた。

提供：デイリースポーツ