名牝クリンプリンの父、ライオンキャヴァーン死亡

2004年08月30日 11:34

 00年愛1000ギニー(愛G1)などを制したクリンプリン Crimplene(牝7)の父で知られるライオンキャヴァーン Lion Cavern(牡15)が、疝痛のため7月末、ギリシャ・アテネ近くのエリアスタッドで死亡していたことが判明した。

 ライオンキャヴァーンは、父Mr.Prospector、母Secrettame(その父Secretariat)という血統。全兄に名種牡馬Gone West(牡20、ドゥワイアS-米G1)、半弟に現1勝のロードアルティマ(牡4、栗東・山内研二厩舎)。伯父にKnown Fact(父In Reality、英2000ギニー-英G1)、近親にはエーピージェット(牡15、父Fappiano、92年京成杯-G3)などがいる。

 現役時代は、トゥルーノースH(米G2・ダ6F)、グリーナムS(英G3・芝7F)などを制し、英・仏・米で通算16戦5勝の成績で引退、英・ダルハムホールスタッドで種牡馬入り。産駒には、00年愛1000ギニー(愛G1)、コロネーションS(英G1)、ナッソーS(英G1)を3連勝で制したクリンプリン Crimplene(牝7)を筆頭に、日本には98年アーリントンC(G3)を制したダブリンライオン(牡9)、現4勝のライオントレジャー(牡6、栗東・大根田裕厩舎)などがいる。同馬はダルハムホールスタッドで繋養開始後、2000年に米・ウインブルドンファームに移動。さらに今年7月にエリアスタッドに移動し、わずか4日後の出来事だった。

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。