現地時間5日、仏・ロンシャン競馬場ではムーランドロンシャン賞(3歳上、仏G1・芝1600m)が開催される。13頭が出走を予定している。
注目は英ダービー(英G1)6着以来の出走となるアメリカンポスト American Post(牡3・C.ヘッド厩舎)。昨年7月のデビュー戦で2着に敗れて以降、仏グランクリテリウム(仏G1・芝1400m)、レーシングポストトロフィー(英G1・芝8f)を含む6連勝で、今年の仏2000ギニー(仏G1)を制覇。前走の英ダービーこそ6着に敗れたが、適距離に戻り注目される。さらに、モーリスドギース賞(仏G1)2着から連闘で臨んだジャックルマロワ賞(仏G1)を制したウィッパー Whipper(牡3、仏・R.コレット厩舎)、セントジェイムズパレスS(英G1)3着馬で、仏2000ギニーでは先頭を走りながら、ゴール前で突然柵に激突し5着に敗れたアントニヌスピウス Antonius Pius(牡3、愛・A.オブライエン厩舎)も出走を予定している。
古馬勢では、昨年のヴィトリオディカプア賞(伊G1)、伊2000ギニー(伊G2)など、重賞4勝の実績馬ルヴィーデイコローリ Le Vie Dei Colori(牡4、伊・L.クマーニ厩舎)、今年のドバイデューティフリー(首G1)覇者パオリニ Paolini(牡7、独・A.ヴェーラー厩舎)などが出走を予定している。