古馬初対戦のカレンブラックヒルが、好位追走から直線で抜け出して快勝。無傷の5連勝で強豪撃破(撮影:下野 雄規)
7日、東京競馬場でGIホース6頭の豪華メンバーが集った毎日王冠(3歳以上・GII・芝1800m)が行われ、道中3番手を追走していた秋山真一郎騎手騎乗の1番人気カレンブラックヒルが、直線向いて残り100m付近で完全に抜け出すと、後方から一気に追い込んだ12番人気ジャスタウェイの猛追をクビ差退けて優勝した。勝ちタイムは1分45秒0(良)。
さらに、クビ差の3着は連れて伸びてきた9番人気タッチミーノットが入った。その後4着は7番人気リアルインパクト、5着は6番人気ダノンシャーク。なお、2番人気エイシンフラッシュは9着、3番人気トーセンレーヴは11着にそれぞれ敗れている。
勝ったカレンブラックヒルは、父ダイワメジャー、母チャールストンハーバー、母父Grindstoneという血統。これで1月のデビュー戦以来無傷の5連勝となり、重賞勝ちは前々走4月のニュージランドトロフィー、5月のNHKマイルCに続いて3勝目。
強豪古馬との初対決を1番人気で迎えた秋緒戦で、前半1000m57秒8のハイペースを3番手から押し切る着差以上に強さが光るレース振りを見せた。
【勝ち馬プロフィール】
◆カレンブラックヒル(牡3)
騎手:秋山真一郎
厩舎:栗東・平田修
父:ダイワメジャー
母:チャールストンハーバー
母父:Grindstone
馬主:鈴木隆司
生産者:ノーザンファーム
通算成績:5戦5勝(重賞3勝)
主な勝ち鞍:12年NHKマイルC(GI)