95年に米殿堂入りを果たしたジェリー・ベイリー騎手(47)が左手首を骨折、全治4週間の怪我を負った。同騎手は、超大型ハリケーン「フランシス」の上陸に備え、フロリダ州フォートローダーデールにある自宅の窓で作業中に、はしごから転落。左手を地面についた際に骨折した模様。幸い大事には至らず、痛みもそれほどないという。
ベイリー騎手は、これまでBC13勝、米三冠レース6勝をあげ、史上最多となる7回のエクリプス賞を受賞。8月6日には、サラトガ競馬で641勝目をあげている。9月19日にベルモント競馬場で行われるラフィアンH(3歳上牝、米G1・ダート8.5f)でサイトシーク Sightseek(牝5、父Distant View)に騎乗予定だったが、この怪我で騎乗はキャンセルとなった。