バファート調教師、有力馬が転厩へ

2004年09月10日 13:52

 02年の米2冠馬ウォーエンブレム(牡5、父Our Emblem)などの調教師として知られるB.バファート調教師は8日、管理するマッキングヴェール氏の所有馬の大半が転厩するを明らかにした。

 マッキングヴェール氏とバファート師のコンビは、3月7日のルイジアナダービー(米G2)をウインブルドン Wimbledon(牡3、父ワイルドラッシュ)で圧勝。同馬は、一躍米クラシック路線の注目馬に踊り出たが、ケンタッキーダービーでは枠順確定後に故障のため出走を取り消し、そのまま休養入り。バファート師によると、ケンタッキーダービー制覇を大きな目標にしていたマッキングヴェール氏は、その夢を別の調教師に託すため、所有馬を転厩させることになった。移籍先は、大半がN.ハインズ厩舎で、S.アスムッセン厩舎にも何頭か移る模様。バファート師は「馬たちを手放すのはとても残念だが、オーナーが私の結果に満足できず、他に移すことは仕方のないこと」とコメント。さらに「A.ジョーンズ氏(ベルデイムS-米G1などG1・5勝のリボレッタ Ribolettaのオーナー)にクビにされた翌日、サラブレッド・コーポレーション(ウォーエンブレムのオーナー)から依頼を受けたこともあるから、チャンスはいくらでもある。」と前向きの姿勢を見せている。

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