11日、阪神競馬場で行われた1R・2歳牝未勝利(芝1200m)は、金折知則騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝140円)
タケカワルキューレ(牝2、栗東・松元茂樹厩舎)が、2番手追走から直線早めに先頭に立つと、3番人気
リヴァプールとの叩き合いをアタマ差制して快勝した。勝ちタイムは1分09秒4(良)。さらに6馬身差の3着は4番人気
シンシンマーキーが入った。
勝った
タケカワルキューレは、父ダンスインザダーク、母イセスズカ(その父マルゼンスキー)という血統で、半姉には92年阪神3歳牝馬S(G1)を制した
スエヒロジョウオー(牝14、父トウショウペガサス)がいる。さらに
スエヒロジョウオーの仔にはスエヒロコマンダー(牡9、父コマンダーインチーフ、鳴尾記念-G2)がおり、従兄には
マーベラスタイマー(牡10、父モガミ、日経新春杯-G2)がいる。7月24日のデビュー戦(小倉・芝1200m)は
ツルマルオトメの2着、2戦目(小倉・芝1200m)は
コスモフォーチュンの2着に惜敗していた。通算成績3戦1勝。なお、鞍上の金折知則騎手はこの勝利でJRA通算100勝を達成している。
2R・2歳未勝利(ダート1400m)は、熊沢重文騎手騎乗の4番人気
フジヤマヘイザン(牡2、栗東・小島貞博厩舎)が、1番人気
グッドエモーションに2.1/2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分26秒8(稍重)。さらに1/2馬身差の3着には逃げ粘った2番人気
シンメイガルダンが入った。
勝った
フジヤマヘイザンは父ジェイドロバリー、母フジヤマビジン(その父サンデーサイレンス)という血統で、牝系は94年
ジャパンC(G1)3着の
ロイスアンドロイス(牡14、父トニービン)と同じ一族。8月14日のデビュー戦(小倉・ダート1000m)は4着に敗れていた。通算成績2戦1勝。