【菊花賞(GI)】(京都)〜ゴールドシップ 2冠達成

2012年10月21日 17:24

京都11Rの第73回菊花賞(GI、3歳、芝3000m)は1番人気ゴールドシップ(内田博幸騎手)が勝利した。勝ちタイムは3分2秒9(良)。1馬身3/4差2着に5番人気スカイディグニティ、さらに2馬身差で3着に7番人気ユウキソルジャーが入った。

ゴールドシップは栗東・須貝尚介厩舎の3歳牡馬で、父ステイゴールド、母ポイントフラッグ(母の父メジロマックイーン)。通算成績は9戦6勝となった。

〜レース後のコメント〜
1着 ゴールドシップ(内田博騎手)
「このメンバーで、GIホースとして強いレースをしなければと思いました。馬もよく走っています。馬場入りの時、元気のいいところを見せていたので、これなら弾けてくれるのではと思っていました。前に行ければある程度のポジションでと思っていましたが、行き脚もつかなかったので腹を括って後ろから包まれないようにレースを運びました。ペースも落ち着いたので、早めに動いて、あまり外を回されすぎないようにしました。この馬は後ろから来られても簡単には抜かせませんからね。とにかく1番人気に応えることが出来て良かったです」

2着 スカイディグニティ(友道康夫調教師)
「惜しいところまで来ましたね。でも十分です。初めてのGIでこれだけの力を見せてくれました。夏を越えて本当に力をつけています。最後は内と外との差があったかもしれませんが、距離は大丈夫ですね。春の天皇賞を目標に今後は頑張っていきたいです」

3着 ユウキソルジャー(秋山騎手)
「4コーナーで、1、2着馬に離されてしまいました。そこでついて行ければとも思いますが、まだこれからの馬です。今日は変則ペースの中、上手に走っています。次、頑張っていきたいですね」

4着 ベールドインパクト(四位騎手)
「スタンド前で引っ掛かりました。結果論ですが、ゴールドシップと同じ競馬をしても良かったかもしれません。内枠でポジションを取りに行こうとしたのですが、ゴチャついて他の馬に擦られて、スローで折り合いを欠いてしまいました。それでも最後は一瞬オッと思いましたし、もう少しうまく乗ってあげられれば…」

5着 ラニカイツヨシ(佐藤哲騎手)
「出たなりの位置から1周目の下りはうまくハミが抜けたのですが、2周目の坂では少しリズムがうまく行かないところがありました。ただ、GIレースで準オープンの身で本当に頑張っています。この馬にとってもいい経験になったと思います」

7着 ダノンジェラート(三浦騎手)
「キャリアを考えたら頑張っていました。でもこの馬にはいい経験になりました。1戦1戦、成長して変わっています」

8着 フェデラルホール(吉田隼騎手)
「本当は、1、2着馬の後ろにいましたし、それについて行きたかったのですが…ついて行くことが出来ませんでした。ただ、今後力をつけて行けばもっとやれると思います」

9着 マウントシャスタ(川田騎手)
「いいところにつけて、道中はリズムも良かったです。ただ、3コーナーで勝ち馬が早めに来たので動かざるを得ませんでした。その段階でも手応えはあったのですが、この結果を見ると3000mは長かったのかもしれません」

14着 タガノビッグバン(太宰騎手)
「状態は良かったですし、折り合いもついたのですが、4コーナーでうまく捌くことが出来ませんでした」

17着 コスモオオゾラ(岩田騎手)
「もう少しパワーが欲しいですね。トモにもっと力がついてきたら、さらに上を目指せると思います」

提供:ラジオNIKKEI

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