中団でレースを進めた1番人気の
レッドセシリア(牝、父ハーツクライ、美浦・鹿戸)が、父譲りの切れ味を発揮。残り1Fで前を捕らえると、そのまま力強く抜け出し、初戦Vを決めた。勝ちタイムは1分38秒9。2馬身差の2着はしぶとく粘った5番人気の
サクラフィアーブル、さらに3/4馬身差の3着には7番人気の
ヤマニンソルシェが入った。
「素直で一生懸命に走るし、競馬が上手」と蛯名はセンスの良さを強調する。426キロと小柄な牝馬に「まだ非力なところがある。カイ食いの細さが解消して調教で攻められるようになれば、もっとこの性格の良さを生かせるはず」と飛躍を思い描いた。
提供:デイリースポーツ