好位のインを追走したプリンセスカママル(牝、父キングカメハメハ、美浦・国枝)が1番人気に応えてデビューV。ロケットスタートからハナを奪い逃げ込みを図った2番人気ティアップベリー(2着)を、ゴール前できっちり半馬身とらえた。勝ちタイムは1分24秒4。さらに1馬身1/4差の3着には9番人気のクリノエルブルースが入った。
「おとなしいのがいい。力みもなかったし、最後の反応も良かった」と柴田善。オーストラリア人で初めてJRAの馬主になったポール・ファッジ氏は初出走初勝利を挙げて、国枝師とがっちりと握手。自国で石油採掘を手掛ける大金持ちが、日本を席巻する日も近い。
提供:デイリースポーツ