現地時間11日、英・ドンカスター競馬場で行われた英セントレジャー(3歳、英G1・芝14.5f)は、K.マケヴォイ騎手騎乗のルールオブロウ Rule of Law(牡3、英・S.ビン・スルール厩舎)が、今年のヨークシャーオークス(英G1)馬クイフ Quiff(牝3、英・M.スタウト厩舎)との競り合いをアタマ差制し優勝した。勝ちタイムは3分06秒2(良)。さらに1.1/馬身差の3着にはタイクーン Tycoonが入った。
勝ったルールオブロウは、父Kingmambo、母Crystal Crossing(その父ロイヤルアカデミー)という血統で、牝系はラッキーゲラン(阪神3歳S-G1)などを輩出したラッキーソブリン(父Nijinsky)と同じ一族。ルールオブロウは、ダンテS(英G2)、英ダービー(英G1)でノースライト North Light(牡3、英・M.スタウト厩舎)の2着に惜敗。続く愛ダービー(愛G1)でもグレイスワロー Grey Swallow(牡3、愛・D.ウェルド厩舎)の4着と、惜しい競馬が続いていたが、前走のグレートヴォルティジュールS(英G2)で約1年振りに勝利を挙げていた。今回の勝利でG1初制覇となり、通算成績は9戦4勝(重賞2勝)。