京都大賞典3着の
ギュスターヴクライは朝一番の栗東坂路へ。みやこSに出走する
オースミイチバン(3歳OP)と併せ馬で追われた。縦列状態の後方を進み、コーナーワークでインへ。一完歩ずつ、力強い脚さばきで僚馬に迫り、ゴール前できっちりと先着した。
タイムは4F52秒8-38秒6-12秒8。0秒1先着に、荒川師は「けさはしまいだけしっかり。動きは良かった。叩いて走る気になってきましたね」と理想的な内容に満足げだ。担当の斉藤厩務員も「ひと叩きして体が引き締まってきた」と体調アップを強調する。
距離やコースは心配無用。課題は58キロのハンデだけ。「力を認められたとも言える。いい競馬をして結果がついてきてくれれば」と指揮官。さらなる高みを目指すためにも、つまずくわけにはいかない。
オクトーバーSを快勝した
ムスカテールは、栗東CWでの
ハワイアンソルト(3歳500万下)との併せ馬で6F83秒3-38秒3-12秒2。しまい重点にシャープな伸びを見せた。友道師は「後ろから追いかけて先着。調教ではいつも動くけど、夏以降のいい状態をキープしています。もともと期待していた馬だし、どこまでやれるか」と好感触だった。
提供:デイリースポーツ