12日、水沢競馬場で行われた青藍賞(3歳上、ダート1600m、1着賞金400万円)は、ゴール直前で4頭が争う混戦の中、板垣吉則騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝140円)タイキシェンロン(牡6、岩手・佐々木由則厩舎)が5番人気ウツミジョーダンの追撃を3/4馬身凌ぎ優勝。勝ちタイムは1分42秒6(良)。さらに1/2馬身差の3着には2番人気バンケーティングが入った。
勝ったタイキシェンロンは、父Fly So Free、母Prencesse Niner(その父フォーティナイナー)という血統。01年9月に阪神でデビュー。02年には公営に移籍し、03年12月に早池峰賞(水沢・ダート1400m)で重賞初制覇。前走、クラスターC(盛岡・交流G3)はシャドウスケイプの5着だった。通算成績26戦17勝(うちJRA3戦0勝)。