東京5Rのメイクデビュー東京(2歳新馬、ダート1600m)は4番人気ジェベルムーサ(柴山雄一騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分40秒0(良)。クビ差2着に8番人気サルバドールハクイ、さらに1馬身1/2差で3着に11番人気ローレルアルトスが入った。
ジェベルムーサは美浦・大竹正博厩舎の2歳牡馬で、父アグネスタキオン、母アビラ(母の父Rock of Gibraltar)。
〜レース後のコメント〜
1着 ジェベルムーサ(柴山騎手)
「砂を被って前に進みませんでしたが、3コーナーで気合をつけたら反応して、4コーナーで外に出したらしっかり伸びました。今日は能力だけで走っている感じで、先々楽しみです」
2着 サルバドールハクイ(松岡騎手)
「攻めは良かったです。イメージよりもスイスイ動けたようにセンスもいいです。まだ馬っ気を出したりしているし、上積みはあります」
3着 ローレルアルトス(蛯名騎手)
「スタートは速かったのですが、他馬に寄られたらハミを取らなくなって下がってしまいました。多少、ハマッた感はありますが、外に出したら、もしかしたら勝てるかもと思わせる脚でした」
5着 スターシンフォニー(メンディザバル騎手)
「ゲートはまずまずでしたし、コントロールしやすい馬です。手応えほど伸びないのは、舌が呼吸の邪魔をしているからでしょう。舌をくくればもっと走れるはずです」
東京6Rのメイクデビュー東京(2歳新馬、牝馬限定、芝1600m)は10番人気ウキヨノカゼ(I・メンディザバル騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分35秒6(良)。2馬身1/2差2着に4番人気イヴピアジェ、さらにクビ差で3着に2番人気スイートサルサが入った。
ウキヨノカゼは美浦・菊沢隆徳厩舎の2歳牝馬で、父オンファイア、母アドマイヤダッシュ(母の父フサイチコンコルド)。
〜レース後のコメント〜
1着 ウキヨノカゼ(メンディザバル騎手)
「ジャンプするような形でスタートを切るかもしれない、と調教師から聞いていたのですが、やはりそんな感じのスタートでした。それが分かっていたのである程度それを利用するような形で中団の位置を取れました。フワフワした走りでしたが、ムチを入れるとその度に伸びる形で長く脚を使ってくれました。距離が延びてもいいでしょうし、まだフワフワ走っていますから、これから伸びしろも多いと思います」
2着 イヴピアジェ(蛯名騎手)
「いい流れになってうまくレースは出来たと思ったんですが、最後は切れ味の差でしたね」
3着 スイートサルサ(田辺騎手)
「他の馬を気にして行きっぷりが悪くなって位置は後ろになりましたが、馬のいないところに出すといい脚で伸びてくれました」
4着 フォレノワール(内田博騎手)
「いい感じでレースは出来て、直線も伸び脚を見せています。近いうちにまだ良くなってくる馬です」
5着 クロイゼリンチャン(三浦騎手)
「とにかくゲートが速く、楽にハナに立てました。直線で1頭になってモタれた分、伸びあぐねましたが、マイルくらいまでの距離でスピードを生かすタイプだと思います」
提供:ラジオNIKKEI