CWでジャパンCの1週前追い切りを行ったエイシンフラッシュ(撮影:井内利彰)
ドバイWC(6着)以来のコンビ再結成となるC.ルメール騎手を背にCWで追い切られたエイシンフラッシュ(栗東・藤原英昭厩舎)。追い切り時だけ眼を保護するために使用しているアイカップを着用して、メテオライトとともに開門直後の馬場に正面から出てきてキャンターでスタート。そのまま追い切るのではなく、向正面で一旦スピードダウンする。それからダグで50mほど進み、5F標識の手前で再びキャンターに移り、追い切りスタートというパターンになった。
メテオライトが先行する形で、そのすぐ後ろにエイシンフラッシュが付けたが、3コーナーではほんの少しだけ行きたがるような素振り。しかし4コーナーから直線に向くあたりではメテオライトの後ろで我慢できており、そのあたりは前走時の追い切りと変わりない。ただ前を交わしに行く時の一瞬の反応は前走時の方がよく見えただけに、そのあたりは少し行きたがったところがあった分なのかも知れない。とはいえ時計は5F68.1〜4F52.5〜3F37.9〜1F11.4秒とラストの数字は抜群。来週も同じ鞍上で追い切るようであれば、道中の折り合いに注目して、その動きを見守りたい。(取材・写真:井内利彰)