18日、中山競馬場で行われたカンナS(2歳OP・芝1200m)は、木幡初広騎手騎乗の2番人気マイネデセール(牝2、美浦・斎藤宏厩舎)が、道中3番手追走から直線内を突くと、5番人気ナチュラルメイクに2.1/2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分08秒3(良)。さらに3/4馬身差の3着には3番人気タイニーウイナーが入り、1番人気ジャズファンクはスタートで出遅れ、4着に敗れている。
勝ったマイネデセールは父が新種牡馬マイネルラヴ、母メインディッシュ(その父サンシー)という血統で、半兄には現3勝のマイネルプレスト(牡5、栗東・宮徹厩舎、父スキャン)がいる。デビューから5戦目となった8月28日の前走(新潟・芝1400m)で初勝利を挙げ、2連勝でオープン入りとなった。通算成績6戦2勝。マイネルラヴ産駒はコスモヴァレンチ(牝2、栗東・加用正厩舎)が小倉2歳S(G3)を制すなど、JRAでは8勝目となった。