19日、盛岡競馬場で行われたジュニアグランプリ(2歳・芝1600m、1着賞金600万円)は、関本淳騎手騎乗の8番人気ウインクプレア(牝2、岩手・佐藤浩一厩舎)が、中団待機から直線先に抜け出した2番人気ウツミキャサリンを2.1/2馬身差し切り快勝した。勝ちタイムは1分39秒9(良)。さらにアタマ差の3着には4番人気のサークルシービーが入った。93年札幌3歳S(G3)を制したメローフルーツ(牝13、父Halo)の仔フルーツマーケットは、道中2、3番手追走から先に抜け出したが、直線伸びきれず5着に敗れた。
勝ったウインクプレアは、父シルクジャスティス、母リンネスモア(その父リヴリア)という血統で、半姉にJRAで2勝を挙げたウインクナナー(牝6、浦和・冨田藤男厩舎、父トウカイテイオー)がいる。5月30日の2歳戦(盛岡。芝1000m)でデビュー戦を飾り、前々走はJRA2歳500万下(札幌・芝1200m)に出走し3着。前走のクローバー賞(2歳OP)はモエレフェニックス(牡2、北海道・堂山芳則厩舎)の12着に敗れていた。通算成績は5戦2勝(うちJRA2戦0勝)。