24日、水沢競馬場で行われた第24回栗駒賞(3歳上・ダ1400m・1着賞金300万円)は、序盤4番手を追走し、直線向いて前を捕らえた南郷家全騎手騎乗の6番人気コパノマユチャン(牝6、岩手・桜田勝男厩舎)が、ゴール前で後方から追い込んだ1番人気トーホクキング(牡5、岩手・桜田浩三厩舎)に1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分25秒9(重)。
さらに1/2馬身差の3着に、最後の直線で内をすくって脚を伸ばした10番人気クレムリンエッグ(牡7、岩手・村上昌幸厩舎)が入った。なお、2番人気カミノヌヴォー(牡4、岩手・千葉幸喜厩舎)は4着、3番人気スーパーワシントン(牡9、岩手・佐藤雅彦厩舎)は6着に敗れている。
10番ダイワマックワン(牡7、岩手・瀬戸幸一厩舎)は出走取消。
勝ったコパノマユチャンは、父プリサイスエンド、母グラヴィール、その父トニービンという血統。近3走は盛岡の芝レースに出走していたが、ダートに戻って完勝。08年のデビューからJRA・南関東・そして岩手と渡り歩いて自身45戦目で嬉しい重賞初勝利。通算5勝目となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆コパノマユチャン(牝6)
父:プリサイスエンド
母:グラヴィール
母父:トニービン
厩舎:岩手・桜田勝男
通算成績:45戦5勝(JRA22戦3勝、重賞1勝)